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- 男成 妥夫
- 三重県工業技術センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Reaction of Ozone with 4-(4-Sulfophenylazo)phenol in Aqueous Solution
説明
水溶液における 4-(4-スルホフェニルアゾ)フェノール(SPAP) のオゾン酸化反応経路を明らかにする目的で, SPAPと, そのオゾン酸化反応における主要な中間生成物として予想される p-フェノールスルホン酸, ヒドロキノン, ムコン酸, マレイン酸グリオキサール, グリオキシル酸, シュウ酸などを取り上げ, それらの水溶液におけるオゾン酸化反応を行ない, 生成物の消長を検討した。これらの実験結果から, SPAPは, 主としで p-フェノールスルホン酸, ヒドロキノン, マレイン酸, グリオキシル酸などを経て, シュウ酸に酸化されるものと思われる。SPAPのオゾン酸化反応における最終生成物は, シュウ酸, 窒素ガスおよび硫酸イオンであると考えられる(図式2)。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1989 (6), 1017-1021, 1989-06-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204390043008
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- NII論文ID
- 130004060729
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- COI
- 1:CAS:528:DyaL1MXmtlWksLo%3D
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
- http://id.crossref.org/issn/03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可