2-アミノペリミジン試薬を用いた比濁分析による大気中の硫酸塩の定量

書誌事項

タイトル別名
  • Turbidimetric Determination of Sulfates in the Atmosphere Using 2-Aminoperimidine
  • 2 アミノペリミジン シヤク オ モチイタ ヒ ダクブンセキ ニヨル タイキチ
  • 2‐アミノペリミジン試薬を用いた比濁分析による大気中の硫酸塩の定量

この論文をさがす

抄録

2桝アミノペ:リミジン試薬を用いた大気中の硫酸壇の比濁分析による定量方法を検討した結果,従来の塩化バリウム麹濁法にくらべ,より簡単な操作で高感度,高精度の定量が行なえることがわかった。検量線は0,5~S,OPPmの範囲で直線性が得られ,検出限界は0.2PPm,また,変動係数は硫酸イオン濃度1,Opprn峠おいて4,0%であった。この定量法を用いて大気中の硫酸塩を測定したところ10%以内の変動係数で定量ができた。本法を用いて1時間ごとのサンプリングによる測定を行ない,大気中の硫酸塩の経時的変化を捕えることができた。その結果,日中に濃度のピークがある二酸化硫黄と同様の挙動を示すことがわかった。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ