重症頭部外傷治療・管理のガイドラインに関する調査 : 現ガイドラインに準拠した治療は頭部外傷患者の予後に影響を与えたか?(<特集>神経外傷治療の最新動向)
書誌事項
- タイトル別名
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- The Impact of JSNT Guidelines on the Care and Outcomes of Patients with Severe Traumatic Brain Injury(<SPECIAL ISSUE>Current Trends of the Treatment of Neurotrauma)
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説明
2000年に日本神経外傷学会から「重症頭部外傷治療・管理のガイドライン」が発行された.2003年と2005年にはそのガイドラインの利用状況に関するアンケート調査が行われた.その結果,脳神経外科訓練施設における本ガイドラインのフル・コンプライアンスは18%程度であった.また,本ガイドラインの効果について検証するために,日本頭部外傷データバンクから本ガイドライン発行以前の1998〜1999年の登録症例と発行後の2004〜2005年の症例について比較した.その結果,ガイドラインにより死亡率を減少させえる可能性が示唆された.ただし機能予後の改善に至るものではなかった.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 16 (1), 13-17, 2007
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204406134656
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- NII論文ID
- 110006152709
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可