Stanford A型大動脈解離に対して弓部大動脈全置換術を施行したのち, 合併した両側総頚動脈解離に対して頚動脈ステント留置術を施行したMarfan症候群の1例

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タイトル別名
  • Carotid Artery Stenting for Bilateral Cerebral Malperfusion due to Carotid Dissection after Open Surgical Repair of Type A Aortic Dissection in Marfan Syndrome : A Case Report

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Marfan症候群に伴う急性大動脈解離に合併した両側頚動脈解離に対し, ステント留置術が有効であった1例を経験した. Stanford A型大動脈解離に対し弓部大動脈全置換術を施行されたのち脳梗塞を合併, 3D-CTAで両側総頚動脈の解離と診断された. 小切開下に直接頚動脈を穿刺し逆行性にアプローチしステント留置術を施行した. アクセスルート, 人工血管との吻合部のデバイス通過, 真腔の確保が重要となるが, アプローチの工夫でステント留置術が安全に施行でき有用であった.

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