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- 尼﨑 省二
- 立命館大学 理工学部都市システム工学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Age Factor on Estimating of Strength of Concrete in Structures by Rebound Hammer
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説明
国土交通省の通達以来,反発度法による構造物コンクリートの強度調査が多く実施されている。反発度法による長期材齢コンクリート強度の推定には,材齢で定まる材齢係数を乗じる方法が示されているが,材齢係数の妥当性に関する報告はなされていない。本研究は,材齢56週までのコンクリートを用いて強度推定式に及ぼす材齢の影響を検討するとともに,その結果を材齢20年の実物大規模のコンクリート供試体に適用して,強度推定における材齢補正について考察したものである。その結果,強度推定式は反発度の二次関数とするのが適切であり,強度推定における材齢係数はコンクリートの強度,強度推定式を得たコンクリートの材齢でも異なることが判明した。
収録刊行物
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- コンクリート工学論文集
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コンクリート工学論文集 23 (3), 111-117, 2012
公益社団法人 日本コンクリート工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204407158912
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- NII論文ID
- 130002151611
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC2cXhsFCjsrk%3D
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- ISSN
- 21862745
- 13404733
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可