反発度法による構造物コンクリートの強度推定における材齢補正に関する考察

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  • Age Factor on Estimating of Strength of Concrete in Structures by Rebound Hammer

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国土交通省の通達以来,反発度法による構造物コンクリートの強度調査が多く実施されている。反発度法による長期材齢コンクリート強度の推定には,材齢で定まる材齢係数を乗じる方法が示されているが,材齢係数の妥当性に関する報告はなされていない。本研究は,材齢56週までのコンクリートを用いて強度推定式に及ぼす材齢の影響を検討するとともに,その結果を材齢20年の実物大規模のコンクリート供試体に適用して,強度推定における材齢補正について考察したものである。その結果,強度推定式は反発度の二次関数とするのが適切であり,強度推定における材齢係数はコンクリートの強度,強度推定式を得たコンクリートの材齢でも異なることが判明した。

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