中枢性脳卒中後疼痛に対するプレガバリン (リリカ<sup>®</sup>) の有効性と安全性

DOI 参考文献13件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Efficacy and Safety of Pregabalin Medication for Central Post Stroke Pain

この論文をさがす

説明

 中枢性脳卒中後疼痛を呈しプレガバリンを初期治療薬とした20症例において, プレガバリンの有効性, 安全性を検討した. 除痛効果は内服前後のVASを用いて判定した. 今回, プラセボと比較していないが投与後5.1±5.3週において, VASは8.2±1.3から6.7±2.3 (p=0.018) へ軽減した. 副作用は20例中11例 (55%) に認め, 程度および年齢は, 重度5例 (68.2±7.0歳), 中等度3例 (61.3±14.2歳), 軽度3例 (56.0±5.3歳), 副作用なし9例 (64.8±7.9歳) であった. プレガバリンは中枢性脳卒中後疼痛に対して約20%の除痛効果が期待できる. ただし副作用発現率が高く, 年齢を考慮した内服法を検討する必要がある.

収録刊行物

参考文献 (13)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204407249152
  • NII論文ID
    130004842143
  • DOI
    10.7887/jcns.24.120
  • ISSN
    21873100
    0917950X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • OpenAIRE
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ