書誌事項
- タイトル別名
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- Efficacy and Safety of Pregabalin Medication for Central Post Stroke Pain
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説明
中枢性脳卒中後疼痛を呈しプレガバリンを初期治療薬とした20症例において, プレガバリンの有効性, 安全性を検討した. 除痛効果は内服前後のVASを用いて判定した. 今回, プラセボと比較していないが投与後5.1±5.3週において, VASは8.2±1.3から6.7±2.3 (p=0.018) へ軽減した. 副作用は20例中11例 (55%) に認め, 程度および年齢は, 重度5例 (68.2±7.0歳), 中等度3例 (61.3±14.2歳), 軽度3例 (56.0±5.3歳), 副作用なし9例 (64.8±7.9歳) であった. プレガバリンは中枢性脳卒中後疼痛に対して約20%の除痛効果が期待できる. ただし副作用発現率が高く, 年齢を考慮した内服法を検討する必要がある.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 24 (2), 120-124, 2015
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204407249152
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- NII論文ID
- 130004842143
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可