内頸動脈海綿静脈洞部動脈瘤の治療 : 治療適応と治療方針(<特集>海綿静脈洞病変をどう治療するか)

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タイトル別名
  • Various Treatments for Internal Carotid Artery-cavernous Aneurysms : Therapeutic Indications and Modalities

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内頸動脈海綿静脈洞部動脈瘤(ICA-cav.AN.)を眼動脈中枢側の動脈瘤と定義し,33例の治療成績のもとに治療適応,治療方針を検討した.C3部sma11動脈瘤では,clippingまたはcoilによる瘤内塞栓術を第一選択とし,large,giant動脈瘤では,術前に内頸動脈閉塞試験(BOT)を施行し,内頸動脈永久遮断の可否を判定した後,瘤内塞栓術,clippingを行い,第二選択として内頸動脈永久遮断を行うべきであると考えられた.C4,5部Sma11動脈瘤は,経過観察とし,large,giant動脈瘤ではBOTを施行後,まず瘤内塞栓を試み,適合性がない場合内頸動脈永久遮断を行う方針が有効と考えられた.

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