Mass signの乏しかった腰椎硬膜外angiolipomaの1例

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  • Lumbar Epidural Angiolipoma with Relatively Poor Mass Sign on Neuro-imaging : A Case Report

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44歳, 女性で, mass signの乏しかった腰椎硬膜外angiolipomaの症例を報告した.ミエログラフィーでは明らかな異常はみられなかった.単純CTでは第5腰椎レベルの右側方から外側陥凹にかけて, やや高吸収域のmassを認め, このmassは淡く均一に造影された.腰部MRIでは第5腰椎レベルにT1強調画像で等信号域, T2強調画像で高信号域であり, Gd-DTPAにて強く一様に造影される境界明瞭な腫瘍を認めたが, 硬膜管の圧排, 変形所見は軽度であった.脊髄硬膜外angiolipomaは中位胸椎に好発し, 腰椎のみに発生したものは4例の報告をみるのみである.われわれは, angiolipomaの画像所見とともに, その病態につき考察を加えた.

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