書誌事項
- タイトル別名
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- A Retrospective Study on Recurrent or New Intracranial Aneurysms after Neck Clipping
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説明
破裂脳動脈瘤に対しクリッピング術を行った全症例を対象に,追跡調査を行った.追跡期間は1〜25年(平均8.8年)で,症例の77%の257例より回答が得られた.このうち5例にくも膜下出血の再出皿が確認され,再出血率は1.9%であった.再出血例は5例中4例が女性で,初回出血時の年齢は平均38.0歳と,他の症例の発症年齢(52.歳)よら明らかに若年であった.再出血までの期間は8〜22年(平均12.8年)であった.再出血の原因ζしては動脈瘤の再発が1例,他の4例は初回入院時とはまったく別の場所に新たな動脈瘤が形成された新生例であった.また希望者83例に対しIV-DSAを行った.83例中2例に動脈瘤の再発を認めた.IV-DSAは空間分解能に限界はあるが,4mm以上の動脈瘤の診断はほぼ診断可能であり,クリッピング術後のfollow upには有用である.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 5 (1), 29-36, 1996
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204408409984
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- NII論文ID
- 110003812776
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可