脳梁および近傍領域損傷による高次脳機能障害(<特集>側脳室腫瘍の診断と治療)

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タイトル別名
  • Neuropsychological Impairment following Callosal and related Lesions(<SPECIAL ISSUE>Tumors of the Lateral Ventricle: Diagnosis and Management)

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脳梁損傷は,たとえ部分の損傷でも,損傷部位によってさまざまな症状が出現する.脳梁で,機能的に重要でない部位はないといえるほどである.しかし,多くの脳梁離断症状は,日常生活に大きな影響を与えることなしに,数週間で改善する.ただし,中には患者の日常生活に多大な影響を与える症状もある.例えば,行為障害や発話に関する障害である.これらに対しては,その障害の評価と適切なアプローチが必要である.本レビューでは,脳梁損傷によって出現する症状を概説し,その脳梁内の解剖学的な関連部位の最新の知見を提供する.

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