上眼窩裂の削開が原因と考えられる外転神経麻痺の1症例

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  • Rongeuring of the Lesser Wing of the Sphenoid Bone as a Possible Cause of Isolated Abducens Nerve Palsy : A Case Report

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説明

未破裂内頸動脈瘤の手術後に,外転神経麻痺を生じた症例を報告した.開頭時の不用意な上眼窩裂の削開,圧迫が原因と考えられた.外転神経はZinn氏環(annulus of Zinn)の付近で三叉神経第一枝の内側から外側へ出てくるため,外側から障害されやすいと考えられる.開頭時の蝶形骨小翼の削除範囲について文献的に考察した.

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