頸髄硬膜外膿瘍の1手術例

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  • A Cervical Epidural Abscess Diagnosed by Magnetic Resonance Imaging : A Case Report and a Review of the Literature

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化膿性脊椎炎に頸髄硬膜外膿瘍を合併した1手術例を報告した.頸髄硬膜外膿瘍の特徴について,本邦例9例も含めて検討し,化膿性脊椎炎に合併し,膿瘍が脊髄腹側に存するものが多いことを指摘した.これらの特徴より,外科的治療は前方よりの膿瘍掻爬と除圧固定が第一の選択となり得ると考えた.また本症の診断に関しては,その典型的な臨床症候以外に,MRI,特にGd-enhancementやgradient echo法による画像が有用であることを強調した.

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