EVAR 4 年後のステントグラフトマイグレーションによる破裂に対し再血管内治療を行った1 例
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Successful Case Treated with Re-endovascular Surgery for Ruptured Abdominal Aortic Aneurysm due to Stent Graft Migration after 4 Years of Endovascular Repair
この論文をさがす
抄録
要旨:症例は64 歳,男性.4 年前に他院にて腹部大動脈瘤に対してステントグラフト内挿術を施行され経過観察されていた.腹痛と意識消失を主訴に近医受診し,腹部大動脈瘤破裂の診断にて当院搬送となった.血行動態は比較的安定していたが,CT にて後腹膜血腫を認め,ステントグラフト内挿術後瘤破裂と診断した.また,その原因としてステントグラフトメインボディのマイグレーションが疑われた.緊急に瘤中枢側に対して再血管内治療を行った.術後経過は良好で合併症なく軽快退院した.
収録刊行物
-
- 日本血管外科学会雑誌
-
日本血管外科学会雑誌 24 (1), 18-21, 2015
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204414724352
-
- NII論文ID
- 130004843183
-
- ISSN
- 1881767X
- 09186778
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可