メタクロレインの気相接触酸化反応によるメタクリル酸の合成(その1)MoO <SUB>3</SUB>-V<SUB>2</SUB>O<SUB>5</SUB>-P<SUB>2</SUB>O<SUB>5</SUB>触媒

書誌事項

タイトル別名
  • Synthesis of Methacrylic Acid by Vapor Phase Catalytic Oxidation of Methacrolein(Part 1) MoO<SUB>3</SUB>-V<SUB>2</SUB>O<SUB>5</SUB>-P<SUB>2</SUB>O<SUB>5</SUB>
  • メタクロレインの気相接触酸化反応に関する研究 I  メタクロレインの気相接触酸化反応によるメタクリル酸の合成 (1)  MoO?S3?T‐V?S2?TO?S5?T‐P?S2?TO?S5?T触媒

説明

気相接触酸化法によるメタクロレィンからのメタクリル酸合成の可能性を検討するために,種々の金属酸化物およびそれらを組み合わせた触媒系について研究を行なった。<BR>その結果,シリカゲルに担持したMo08-V205系触媒がやや良好な触媒活性を有し,この系にリソを添加するとメタクリル酸の収率,選択率ともに向上する。さらにMoO3-V,05-P30,系触媒における担体の影響について検討し癒結果,表面積の比較的小さい(<1 m2/9)アルミニウムスポンジを担体として用いたときに,もっとも好結果が得られることを見いだした。すなわちメタクロレイソ濃度3.3vo1%,酸素/メタクロレイン モル比1.5,水/メタクロレイン モル比15.0の原料混合ガスを用い,接触時間3.7秒(触媒量50 ml)で反応を行なった場合,反応温度330Cにおいてメタクリル酸収率43%,選択率58%の結果が得られた。

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