担体付ニッケル-モリブデン触媒による無水コハク酸の水素化触媒組成と活性

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タイトル別名
  • Hydrogenation of Succinic Anhydride by Nickel-Molybdenum Catalyst Supported on SiO<sub>2</sub>-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>-Composition and Activity of Catalyst-
  • Hydrogenation of Succinic Anhydride by Nickel-Molybdenum Catalyst Supported on SiO2-Al2O3-Composition and Activity of Catalyst-

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説明

無水コハク酸を接触水素化してγ-ブチロラクトンおよびテトラヒドロフラソを得るのに有効な触媒として,ニッケルにモリブデンを添加した触媒系を見いだした。<BR>モリブデンの対ニッケル原子比を0~0.3の範囲で変化させて触媒活性を検討したところ,0~0.14の範囲ではモリブデンの添加量を増すにしたがって活性は向上したが,0.14以上では逆に低下した。<BR>触媒担体としてケイソウ土とSiO2,Al203とを用いて比較したところ活性,選択性いずれに対してもSiO2,Al203が良好であった。<BR>各種組成の触媒についてX線回折を行ない,モリブデンがニッケルに固溶していることがわかった。さらにNi(III)面の格子定数と結晶粒径とを求めて,触媒活性との関係を求めた。

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