書誌事項
- タイトル別名
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- Copper Benzoate Formed in the Reaction of Benzoic Anhydride with Excess Cupric Oxide
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説明
不反応性溶媒としてシクロヘキサンを用い,安息香酸無水物と過剰の酸化銅(II)とをいろいろの反応温度で1時間反応を行ない,分離物の収量,元素分析および塩酸分解の結果から,安息香酸銅(I),(II)と異なった特殊な構造の安息香酸銅〔1〕に変化した安息香酸無水物の割合を求めた。これらの収率は240℃,1時間反応でそれぞれ20.9,27.3,23.4mol%とほぼ一致し,また240℃付近から急激に増加した。一方,〔1〕が含まれると考えられる分離物のX線回折図を酸化銅(II),安息香酸銅(I),(II)の各X線回折図と比較検討したところ,異なった回折線が得られた。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1974 (4), 727-731, 1974-04-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204418904960
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- NII論文ID
- 130004154963
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可