ブチルアミン水素化分解の表面反応

書誌事項

タイトル別名
  • Surface Reaction in Hydrogenolysis of Butylamines
  • 窒素化合物の水素化分解 II  ブチルアミン水素化分解の表面反応

説明

前輯で提出した反応図式を確かめ,さらに表面反応の機構を調べるためにCo-Mo-A1O2-触媒上でブチルァミ1ン異性体,ジブチノ墜ミン芝'シチロニトリルの水素化分解をパ懸ス法で行なった。それぞれの反応について,表面反応速度定数生成した炭化水素の分布,活性点量を測定した。ブチルアミン,ジブチルアミン,ブチロニトリルの水素化分解においては,表面反応速度定数,炭化水素の分布がよく一致した。一方,ブチルアミンの異性体の表面反応速度定数は一致しなかった,ブチルアミンの活性化エネルギー(3kca1/mol)は他の異性体(S-ブチルアミン;18kcal/mol,ブチルアミンおよびインブチルアミン;23kcal!mol)にくらべて大きかった。さらに渉-ブチルアミンの反応で1まブテンズブタンの比および活性点数が他のアミンにくらべて大きかった。これらの結果からブチルアミン,ジプチ酵ミン,ブチ゜ニトリルが鱗表面に囎して同-の鰭中間体を形成し,その吸着中間体が麺上で水素化分解しス選化水素とアンモニアになると結論した。このさい,これらの三つの化合物およびイヅチルアミブチルアミンをま窒素とα-炭素で2点鰭した1vrr体を形成するが,げチルァミンはユ薫吸着すると結論した。さらに表面反応速度定装の解析に漬牲錯合体邊論を適用して,吸着中間体から炭化水素への表面反応の機構を提出した。

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