α-アルミナおよび水酸化アルミニウムとリン酸二水素アンモニウムとの反応によるテトラメタリン酸アルミニウムの製法

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タイトル別名
  • Preparation of Aluminum Tetrametaphosphate in the Reaction of α -A12O3 or Al(OH)<SUB>3</SUB> with NH4H2PO4
  • アルファ-アルミナ オヨビ スイサンカ アルミニウム ト リンサン ニスイソ アンモニウム ト ノ ハンノウ ニ ヨル テトラメタリンサン アルミニウム ノ セイホウ
  • Preparation of Aluminum Tetrametaphosphate in the Reaction of α -A12O3 or Al(OH)3 with NH4H2PO4

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抄録

α-Al2O3およびAl(OH)3とリソ酸二水素アンモニウムとの反応におけるテトラメタリン酸アルミニウムAl4(P4O12)3のA, B, CおよびD型の生成条件を調べた。<BR>α-Al2O3とリン醸二水素アンモニウムとの混合物を750℃以上で加熱するとA型が生成し,この混合物を500~550℃加熱するとB型が容易に得られる。C型はこの混合物な600~700℃の加熱により生成することもあるが,一般にはA型あるいはB型との混合物として得られる。ところがあらかじめつくっておいたC型をα-Al2O3とNH4H2PO4との混合物に1~5%加え,525~575℃で加熱するとC型が容易にそして恒常的に合成できる。D型はα-Al2O3とNH4H2PO4との混合物を窒素ガス気流中あるいは乾燥空気中で500℃で加熱すると生成する。またα-Al2O3とNH4H2PO4との混合物を真空中で500~700℃で加熱するとB型のみが生成する。使用するアルミニウム原料,モル比R,加熱温度および加熱雰囲気によって生成するリン酸アルミニウムの種類もそれらの生成量も非常に異なる。またこれらのリン酸アルミニウムのIRSおよび熱変化についても開べた。

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