書誌事項
- タイトル別名
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- Thermodynamic Parameters of the Oxidative Polymerization Catalyzed by Copper-Partially-quaternized Poly(vinylpyridine) Complexes
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説明
銅(II)-部分四級化ポリ(ビニルピリジン)(QPVP)錯体を触媒とする2,6-キシレノールの酸化重合の熱力学パラメーターを求め,錯体の形態と関連させてQPVP触媒の静電効果を考察した。 QPVP触媒系では中間錯体がエンタルピー的に安定であるが,これは静電反発によるQPVP鎖のヒズミのためCu(I)錯体が相対的に安定化されるためと考えられる。 QPVP触媒では活性化段階のエントロピーも大きく,とくにQPVP錯体が収縮した系で大きかった。 QPVP触媒によるかフェニレンジアミンの酸化反応では,基質の配位によりQPVP錯体のキレート構造は破壊される。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1974 (8), 1565-1568, 1974-08-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204419244288
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- NII論文ID
- 130004059562
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可