耳下腺腫瘍切除術における顔面神経下顎縁枝の同定と温存
書誌事項
- タイトル別名
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- Identification and preservation of the marginal mandibular branch of the facial nerve in parotidectomy
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説明
耳下腺腫瘍切除術の主要な合併症のひとつとして術後顔面神経麻痺がある. これを予防するためには顔面神経の適切な処理が重要であり, 今回, 顔面神経下顎縁枝の同定法と温存法について検討した. この神経は下顎角の尾側縁から約 5mm 頭側を走行するのが一般的であるが, 解剖学的に多様な走行を示し, かつ, 顔面神経刺激装置の効果も限定的である. したがって, 下顎縁枝の同定・温存のためには下顎角とその周辺での顔面神経分枝の走行と処理法を熟知することが重要である.
収録刊行物
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- 口腔・咽頭科
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口腔・咽頭科 29 (1), 51-55, 2016
日本口腔・咽頭科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204425681792
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- NII論文ID
- 130005158609
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- ISSN
- 18844316
- 09175105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可