書誌事項
- タイトル別名
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- Lingual tonsillectomy using coblation
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説明
舌扁桃の肥大は, 咽喉頭異常感症や睡眠呼吸障害の原因となることがある. 本邦では舌扁桃肥大に対する手術としてレーザーを用いる手術が一般的であるが, 最近海外ではコブレーションシステムを用いた舌扁桃切除の報告がみられ, その有用性が示されている. 今回われわれは舌扁桃肥大に対してコブレーションシステムを用いた舌扁桃切除を行い, 良好な経過が得られた症例を経験した. 症例は69歳女性. 咽喉頭違和感, いびきを主訴に当科受診. 舌扁桃肥大を認め, コブレーションシステムを用いた舌扁桃切除術施行し, 咽喉頭違和感の改善を認めた. 今後は舌根部切除と組み合わせることで, 睡眠時無呼吸症候群の新しい治療法となる可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 口腔・咽頭科
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口腔・咽頭科 25 (1), 127-132, 2012
日本口腔・咽頭科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204427214336
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- NII論文ID
- 10030552790
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- NII書誌ID
- AN10235405
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- ISSN
- 18844316
- 09175105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可