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- 馬場 由成
- 宮崎大学工学部物質環境化学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Highly Selective Separation and Recovery of Metal Ions Using Highly-Functionalized Chitosan Derivatives
- 受賞論文(平成20年度[日本イオン交換学会]学会賞) 天然多糖類キチン・キトサンの高機能化と金属イオン交換技術を活用した高度分離・回収技術の開発
- ジュショウ ロンブン ヘイセイ 20ネンド ニホン イオン コウカン ガッカイ ガッカイショウ テンネン タトウルイ キチン キトサン ノ コウキノウカ ト キンゾク イオン コウカン ギジュツ オ カツヨウシタ コウド ブンリ カイシュウ ギジュツ ノ カイハツ
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説明
単一分子が整然と連なった生体高分子であるキチン・キトサンは人工的に創られた合成高分子とは異なり,単純な分子では実現できない新しい機能の発現が期待される。本研究では,イオン交換・キレート形成反応はもとより,生体高分子の特徴である“構造柔軟性”と“整然と配置された大量の官能基量”に起因する“生体高分子効果”に基づく吸着材の開発について,「キトサンが本来有しているキレート形成能を高機能化するための分子設計法」,および「架橋によって創製される 3 次元網目構造の構造形成過程を操作・制御する」ことによって,化学結合力に基づいた生体高分子ゲルの機能発現に加えて,物理化学的な因子を相乗的に働かせた高度な分離機能を有する吸着材の開発とその分離システムへの応用について検討した。キチン・キトサンの素材の特性を活かしながら開発してきた種々のキトサン誘導体による水溶液からの金属イオンの分離について,キレート配位子の化学構造とそれらの吸着選択性との関連,およびキチン・キトサンの架橋反応によって創製された 3 次元細孔構造の構造設計法について,動的分子認識機能に関連づけて総括した。<br>
収録刊行物
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- 日本イオン交換学会誌
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日本イオン交換学会誌 20 (1), 2-15, 2009
日本イオン交換学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204434407808
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- NII論文ID
- 130003375911
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- NII書誌ID
- AN10185781
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD1MXjsVKgu7w%3D
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- ISSN
- 18843360
- 0915860X
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- NDL書誌ID
- 9794450
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可