書誌事項
- タイトル別名
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- Catheter-related Blood Stream Infection Surveillance on Kurume Univesity Medical Hospital
- トウ イン クルメ ダイガク ビョウイン ニ オケル チュウシン ジョウミャク カテーテル カンレン ケツリュウ カンセン サーベイランス CDC ガイドライン ト ノ セイゴウセイ
- CDCガイドラインとの整合性
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説明
平成15年6月~9月までに久留米大学病院の7部署においてCVカテーテルを挿入した患者を対象として, 中心静脈カテーテル関連血流感染サーベイランスを施行した.対象7部署で調査期間中に挿入されたCVカテーテルの本数は532本であった. 延べCVカテーテル挿入日数 (Devicedays) は5621日であった.閉鎖式輸液回路使用の有無でのCRBSI率は1000device daysあたり, 閉鎖回路未使用で2.1, 閉鎖回路使用で4.2であり, 閉鎖回路の使用で有意に減少していた. マキシマルバリアプレコーションの施行の有無, インラインフィルターの有無による感染率の変化はなかった. 週一回と週二回の点滴ルートの定期交換で比較検討したが有意差は認められなかった. 今回, サーベイランスを実施することにより, 当院でのCRBSI発生率のエビデンスを出すことができた. また, CDCガイドラインでは言及していないが, 閉鎖式輸液回路の使用することでCVカテーテル関連血流感染を減少させることが可能であった.
収録刊行物
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- 環境感染
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環境感染 19 (4), 462-465, 2004
日本環境感染学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204437171328
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- NII論文ID
- 130001724155
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- NII書誌ID
- AN1019475X
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- ISSN
- 18842429
- 09183337
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- NDL書誌ID
- 7159027
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可