書誌事項
- タイトル別名
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- Catheter Related Sepsis in the Cases with Total Parenteral Nutrition after Gastroenterological Surgery
- ショウカキ ゲカ ジュツゴ TPN ショウレイ ニ オケル カテーテル ハイケツショウ ノ ケントウ
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説明
消化器外科術後の高カロリー輸液療法中に発症したカテーテル敗血症について, 発生率の推移および, 疾患の種類や手術の緊急性, 合併症の有無, カテーテル挿入日数などによって差があるか検討した. 対象は過去5年間の消化器術後TPN施行症例257例 (待機手術196, 緊急手術61) である. カテーテル敗血症の発生率は全体で10.9%であったが, 中心静脈留置カテーテルの管理マニュアルを作成して以降, 発生率は徐々に減少した. 100カテーテルあたり発生件数および1000カテーテル挿入日数あたり発生件数は, それぞれ待機手術で11.7, 4.3, 緊急手術で8.2, 2.9であった. 疾患別では食道癌, 肝胆膵の癌など侵襲の大きい手術, 術後合併症を有する症例で発症率が高かった.
収録刊行物
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- 環境感染
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環境感染 19 (2), 293-296, 2004
日本環境感染学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204437872896
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- NII論文ID
- 10012891454
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- NII書誌ID
- AN1019475X
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- ISSN
- 18842429
- 09183337
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- NDL書誌ID
- 6952076
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可