ため池データベースの開発とその防災への応用

書誌事項

タイトル別名
  • Construction of Database System of Earth Dam and Its Application to Disaster Prevention
  • ため池データベースの開発とその防災面への応用について
  • タメイケ データベース ノ カイハツ ト ソノ ボウサイメン エ ノ オウヨウ

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抄録

近年大規模地震によって農業用施設である農道, ため池 (小規模アースダム) などに被害が発生している.特にため池ではかんがい用水の供給の役割とともに, ため池周辺の開発が進み, 決壊などの場合に2次災害も懸念されることから, 防災上の重要性も増している.阪神大震災では1, 222のため池が被害を受け, 防災上の関係からため池に関するデータベースの必要性が指摘された.このような背景から, ため池データベースの開発を行った.本報告はデータベースの内容とその応用について述べたものである.<BR>本データベースは主に下記の内容が含まれる.<BR>(1) ため池に関する構造情報 (位置, 堤高, 含水量等)<BR>(2) 画像情報 (地形図, 写真, 図面)<BR>(3) 過去の災害データ情報<BR>(4) 国土数値情報 (地質, 標高, 公共施設)<BR>(5) 活断層情報, アメダス情報

収録刊行物

  • 情報地質

    情報地質 7 (4), 287-296, 1996

    日本情報地質学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (6)*注記

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