書誌事項
- タイトル別名
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- Conservative treatments of lumbar disk herniation
- 腰椎椎間板ヘルニアの保存的治療法とその適応
- ヨウツイ ツイカンバン ヘルニア ノ ホゾンテキ チリョウホウ ト ソノ テキオウ
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説明
腰椎椎間板ヘルニアの保存的治療法には,薬物療法,理学療法,各種ブロック療法などがあるが,その効果が明らかに証明されているものは少ないものの,長期自然経過は良好とされている.しかし,スポーツ選手,特に若年者の場合には時間的制約もあり,速やかに腰下肢痛を改善させて競技復帰をめざすことが大切である.1997 ∼ 2002年までの5年間に治療した男性43名,女性12名,計55名のスポーツ選手の腰椎椎間板ヘルニアの治療結果から保存的治療成績について検討した.仙骨裂孔ブロック,神経根ブロック,ストレッチを中心とした3週間の運動療法で29例,52.7%に運動時痛の改善を認めた.さらに,体幹の筋力訓練を継続して平均15.6カ月の経過観察では45例,81.8%がスポーツ復帰,継続可能であった.3週間で症状が全く改善しないもの,6週間でも運動時痛がとれない症例には治療法を再検討して,最終的には4例に手術を施行した.
収録刊行物
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- 日本腰痛学会雑誌
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日本腰痛学会雑誌 9 (1), 102-106, 2003
日本腰痛学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204439728384
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- NII論文ID
- 130000137434
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- NII書誌ID
- AA11488721
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- ISSN
- 18821863
- 13459074
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- NDL書誌ID
- 7236800
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可