書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of Climate Change Impact on Japanese Water Resources
- 気候変動が日本の水資源に与える影響推計(1)日本全域水資源モデルの開発
- キコウ ヘンドウ ガ ニホン ノ ミズシゲン ニ アタエル エイキョウ スイケイ(1)ニホン ゼンイキ ミズシゲン モデル ノ カイハツ
- Part 1 The development of a Japanese Water Resource Model
- -日本全域水資源モデルの開発-
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抄録
気候変動が大きな問題となっている現在,その影響を解釈・翻訳し,社会に伝える事は科学の重要な使命である. 一連の論文では,日本全域水資源モデルの開発を行い,気候変動が日本全流域の水需給バランスに与える影響を推 計する.本稿では,稲成長・水文陸面・灌漑・河道流下・ダム操作の5つのモジュールから成る水資源モデルを提案 し,日本全域に適用し検証する.提案する水資源モデルは,従来の水文・水資源分野で扱われてきた水循環の解析 に加えて,稲成長や収穫量を解析可能である.観測値を基本とした気象強制力データを用いて,10年間(1994-2003 年)の河川流量・米生産量・水ストレス解析を行った.稲成長モジュールにより解析された稲成長(出穂日や収穫 日)や収穫量は,都道府県の統計情報によく一致した.国内20の一級河川で解析河川流量を検証し,冬季の降雪量 補正が月流量の再現性を改善することを示した.月流量で計算したナッシュの効率係数は,流域別のパラメータ調 整を行うことなく,多くの河川で0.8を超えた.CWD指標を用いて解析された日本域の水逼迫度合は,統計情報と 同様の傾向を示し,実際の水逼迫を反映することを示した.
収録刊行物
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- 水文・水資源学会誌
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水文・水資源学会誌 26 (3), 133-142, 2013
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204440645632
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- NII論文ID
- 10031174784
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- NII書誌ID
- AN10088049
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- ISSN
- 13492853
- 09151389
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- NDL書誌ID
- 024780422
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可