ポアソンおよび負の二項分布の「打切り」標本を利用した昆虫個体数の推定
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- 塩見 正衛
- 農業技術研究所
抄録
応用昆虫学の分野では,研究対象となる昆虫が畑に何匹いるか,あるいは植物の株あたりの個体数密度はいくらかを知ることは,基本的な問題である.そして,虫の数をかぞえるために,計り知れないくらい多大の時間と労力が費されている.この報告では,多くの場合,昆虫の株あたり(枠あたり)の頻度分布が,ポアソン分布か負の二項分布でよく近似できることがわかっているから,それらの分布の「打切り」標本を利用して,一株あたりの昆虫数の推定を簡便に行う方法を述べる.
収録刊行物
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- 応用統計学
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応用統計学 3 (2), 75-84, 1973
応用統計学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204441207168
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- NII論文ID
- 130001294946
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- ISSN
- 18838081
- 02850370
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可