刺鍼術経穴の機能解剖学

DOI

抄録

刺鍼術経穴の解剖学的構造を見ると,体表筋膜(Fasciacorporissuperficialis;Fcs)を貫通する疎性結合組織に覆われ,神経・血管束によって形成されている。ここでは電気抵抗も低下する。筋膜が発達していない部位,たとえば顔,頭の一部,四肢末端では,経穴にこの種の神経・血管束を見出すことができる.これは,身体の両側の神経・血管束が互いに接続している督脈(Du Mai)および任脈(Ren Mai)の経路での特別な関係についても言える。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204441251712
  • NII論文ID
    130004375613
  • DOI
    10.17119/ryodoraku1971.23.2_15
  • ISSN
    18849253
    02861631
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ