褐毛和種の生時体重に及ぼす要因に関する検討

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抄録

熊本県農業研究センター畜産研究所, 同草地畜産研究所および農林水産省家畜改良センター熊本牧場阿蘇支場で生産された褐毛和種1, 064頭を用いて, 生時体重についての遺伝および環境の影響を調べた。最小自乗分散分析法により分析した結果, 褐毛和種の生時体重に影響を与える要因に関して, 年次内父牛, 子牛の性, 母牛の産次および母牛の妊娠期間について1%水準で有意差が認められた。子牛の性別では, 最小自乗平均値で雄が雌より2.3kg重く, 母牛の産次では, 産次が進むにつれ重くなり, 4産以上では, 有意差は認められなかったが, 6~7産で最大となり, その後は低下する傾向にあった。遺伝率は, 半きょうだい相関法により推定した結果, 0.64であった。

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  • CRID
    1390001204441482112
  • NII論文ID
    130004185143
  • DOI
    10.11461/jwaras1968.35.36
  • ISSN
    18846394
    09143459
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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