日本のタカサゴソウ(キク科)の倍数性と個体群構造

書誌事項

タイトル別名
  • The Ploidy and Population Structure of Ixeris chinensis subsp. strigosa (Asteraceae; Lactuceae) in Japan
  • The ploidy and population structure of Ixeris chinensis subsp.strigosa(Asteraceae)in Japan
  • ploidy and population structure of Ixeris chinensis subsp strigosa Asteraceae in Japan

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説明

日本のタカサゴソウの三倍体と四倍体がどのように出現するか知るために4カ所の個体群から採集されたサンプルに基づいて,それらの倍数性を調べた。2個体しか採集できなかった小さな個体群を除き,他の個体群では三倍体と四倍体が同時に出現し,三倍体の頻度は38%から60%であることが明らかになった。このことから三倍体と四倍体がそれぞれ独立してではなく一緒に大陸から渡ってきたと推定された。タカサゴソウは日本ではかつてもっと多くの個体数が見られたが,現在はその数も少なくなり絶滅の危機にあると思われる。

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