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- 中村 竜
- (公財)鉄道総合技術研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Learning Error Preventative Effect of Point and Call Check by Experience-based Software(Education for Safety)
- 指差喚呼体感訓練ソフト : SimError(指差喚呼編)
- ユビサシカンコタイカン クンレン ソフト : SimError(ユビサシカンコヘン)
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抄録
指差喚呼は,鉄道業界で古くから行われてきたエラー防止手法であり,現在では鉄道以外の産業分野にも広まっている.指差喚呼のエラー防止効果は,複数の実験により検証され,現場では指差喚呼の重要性が繰り返し指導されている.それにも関わらず,現場では指差喚呼の形骸化を危惧する声が聞かれる.鉄道総研では,形骸化を防ぐためには,指差喚呼のエラー防止効果を実際に体感することが重要であると考え,指差喚呼体感訓練ソフト-SimError(指差喚呼編)を開発した.本ソフトでは,5つの課題を通して,指差喚呼の実施によってエラーが防止できることを体感する.この訓練ソフトは集団研修で用いることを想定しており,研修では,まず,各研修参加者がSimErrorを用いて指差喚呼のエラーの防止効果を体感し,次に講師がエラー防止のメカニズムを解説し,最後に,学んだエラー防止効果が実際のどのような作業におけるエラーを防止できるのかについて参加者同士で議論する.
収録刊行物
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- 日本信頼性学会誌 信頼性
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日本信頼性学会誌 信頼性 38 (1), 23-29, 2016
日本信頼性学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204452169088
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- NII論文ID
- 110010034145
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- NII書誌ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL書誌ID
- 027067973
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可