確率的なショックの発生を伴うマルコフ的劣化システムにおける最適保全方策の構造的性質(信頼性モデリングと最適化)

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タイトル別名
  • Structural Properties of an Optimal Maintenance Policy for a Markovian Deteriorating System Subject to Random Shocks(Reliability Modeling and Optimization)
  • 確率的なショックの発生を伴うマルコフ的劣化システムにおける最適保全方策の構造的性質
  • カクリツテキ ナ ショック ノ ハッセイ オ トモナウ マルコフテキ レッカ システム ニ オケル サイテキ ホゼン ホウサク ノ コウゾウテキ セイシツ

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抄録

状態監視保全が行われるシステムを記述する際に有効なモデルとして,マルコフ的劣化システムがある.これは1963年にDermanにより提案されてから研究がスタートし,ある適当な条件の下で所謂コントロールリミット・ポリシーと呼ばれる方策が最適となることが示されている.本稿では確率的に発生するショックにより推移確率が変化するマルコフ的劣化システムを紹介し,最適保全方策の持つ構造的性質を概説する.特に従来の研究と比べ,ショックの発生という概念を導入したモデルのどのような点が異なるのか,そして,これに伴って得られる最適保全方策の特徴について述べる.

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参考文献 (12)*注記

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