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説明
第9回日本乳癌検診学会総会 (1999年11月16, 17日) の教育セミナーでは, 1日目に50症例のマンモグラムの読影試験が行われ, 2日目にその結果の発表と代表例5例の症例検討が行われた。読影試験はマンモグラフィ検診精度管理中央・研修委員会が準備した50症例100乳房のMLO撮影マンモグラムに対して, それぞれ5段階のカテゴリー分類で解答する方法をとった。カテゴリー分類はマンモグラフィガイドラインで提唱されているものを用いた1, 2) 。症例は, あらかじめ研修・教育委員会の5人のメンバーがカテゴリー分類を行い, 意見の一致したもののみを使用した。採点は100乳房各々についてカテゴリーが3以上の要精査症例を要求されるカテゴリーに正しく判定できた場合5点, カテゴリー2以下の症例を正しく判定できた場合2点を加点する方式で行った。満点は272点である。もう1つの評価基準として, 50症例を正しく精査要不要と判断できたかどうかを症例正解率として解析した。ここでは, 全体の結果と2日目に解説した代表症例について紹介する。
収録刊行物
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- 日本乳癌検診学会誌
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日本乳癌検診学会誌 9 (2), 191-198, 2000
特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204464136960
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- NII論文ID
- 10013224918
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- NII書誌ID
- AN10398771
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- ISSN
- 18826873
- 09180729
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可