大脳皮質の中のモチーフ:計算論的神経解剖学とネットワーク科学の接点

  • 坂田 秀三
    ニュージャージー州立ラトガーズ大学, 分子行動神経科学センター

書誌事項

タイトル別名
  • Motifs in the Cerebral Cortex: Links between Computational Neuroanatomy and Network Science

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説明

システムの構造は機能の拘束条件となる. 大脳皮質は構造・機能的に区分けできる領野が連絡しあったネットワークである. その領野間の結合パターンはこれまで詳しく調べらてきたが, 近年, 計算論的なアプローチにより, 皮質結合の構成原理を定量的により深く理解することが可能になってきた. 一方, 多くの複雑系ネットワークには高頻度に含まれる構成要素, ネットワークモチーフ, が存在することがわかってきた. ここでは, そのネットワークモチーフと大脳皮質の構成原理との関係について議論し, この研究分野の課題と展望についてまとめる.

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キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204467483776
  • NII論文ID
    10019838445
  • NII書誌ID
    AA11658570
  • DOI
    10.3902/jnns.14.205
  • ISSN
    18830455
    1340766X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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