書誌事項
- タイトル別名
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- Carabelli Traits in the Dental Anthropology
- シカ ジンルイガク ニ オケル カラベリー ケッセツ
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抄録
ヒトの上顎大臼歯と第二乳臼歯に見られるカラベリー結節は最もよく知られた歯冠形質のひとつである。この形質に関しては様々な観点から多数の研究が行われてきた。本稿では最近の研究を紹介するとともに,この形質が歯の人類学に与えた多くの課題を3つのキーワード「分布」,「遺伝」,「系統と発生」にしたがって検証した。「分布」の項では形質の基準,集団間の違い,ヨーロッパ人にカラベリー結節が多く見られる理由を検討した。「遺伝」の項ではカラベリー結節の遺伝,左右側の非対称性,性染色体とカラベリー結節,性差について考察した。「系統と発生」の項ではカラベリー結節の系統発生と個体発生,カラベリー結節は大きい歯にみられるのか,に関して検討した。歯の内部構造の研究方法の開発や分子生物学的な研究によりカラベリー結節は多方面からより詳細に研究され,未解決の課題が解明されることであろう。<br>
収録刊行物
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- Anthropological Science (Japanese Series)
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Anthropological Science (Japanese Series) 114 (1), 63-73, 2006
一般社団法人 日本人類学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204470321664
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- NII論文ID
- 10018145423
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- NII書誌ID
- AA11307827
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- ISSN
- 13488813
- 13443992
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- NDL書誌ID
- 8009534
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可