新生児・乳児消化管アレルギーの臨床小児アレルギー専門医の立場から

  • 高増 哲也
    神奈川県立こども医療センター アレルギー科

書誌事項

タイトル別名
  • CLINICAL FEATURES OF NEONATAL AND INFANTILE GASTROINTESTINAL ALLERGY

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説明

新生児・乳児消化管アレルギーは,新生児期,および乳児期早期に,主としてミルク摂取後に,血便,嘔吐などの消化器症状を認める疾患群で,英語では Food protein-induced enterocolitis syndrome と呼ばれる.1995年以降,患者数が急増しつつあるといわれている.<BR>われわれは2001年以来,本症を60例以上経験してきたが,病態・診断・対処法は未だ明確ではない.小児アレルギー専門医としての視点で本症を考察し,今後の展望を述べた.

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