書誌事項
- タイトル別名
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- Analyzing Effect Size Indices for Single : Case Research Data
- イチ ジレイ ジッケン データ ノ ショグウ コウカ ケントウ ノ タメノ キジュツ トウケイテキ シヒョウ ニ ツイテ コウドウ ブンセキガク ケンキュウ ノ イチ ジレイ ジッケン データ ノ ブンセキ ニ モトズイテ
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説明
一事例実験データの処遇効果を表現するための数々の効果量が提案されているが、それらについて、効果量の値の解釈基準が現状ではほとんどない。そこで本研究では、行動分析学研究に掲載された実際の一事例実験データを対象として、これらの効果量について効果の判新基準の作成を目的とし、行動分析学研究より抽出された63個の一事例実験データについて(1)各効果量の値の範囲、(2)効果量間の関連を検討した。その際、比率に基づく効果量(PND)、平均偏差に基づく効果量(ES_BS1、ES_BS2、MBLR、ES_H)、回帰に基づく効果量(LTD、ES_C、ES_AG)、合計8種類の効果量の算出を行い、各効果量の分布や効果量間の相関係数の値を、海外の雑誌における一事例実験データやシミュレーションデータを対象に行われた先行研究の結果と比較した。さらに、クラスター分析により、効果量の分類を試みた結果、8つの効果量を3つのグループ(グループ1 : ES_H、MBLR、ES_C。グループ2 : ES_BS2、ES_AG、LTD、ES_BS1。グループ3 : PND)に分類することができた。
収録刊行物
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- 行動分析学研究
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行動分析学研究 22 (1), 49-67, 2008
一般社団法人 日本行動分析学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204485358720
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- NII論文ID
- 110006657164
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- NII書誌ID
- AN10150936
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- ISSN
- 24242500
- 09138013
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- NDL書誌ID
- 9455035
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可