スバールバルライチョウの排泄糞中の性ステロイドホルモン値とその動態における腸糞中と盲腸糞中の比較

  • 山本 彩織
    岐阜大学大学院連合農学研究科
  • 楠田 哲士
    岐阜大学大学院連合農学研究科 岐阜大学応用生物科学部
  • 高橋 幸裕
    公益財団法人東京動物園協会恩賜上野動物園
  • 堀 秀正
    公益財団法人東京動物園協会恩賜上野動物園
  • 堀口 政治
    公益財団法人富山市ファミリーパーク公社
  • 石原 祐司
    公益財団法人富山市ファミリーパーク公社
  • 土井 守
    岐阜大学大学院連合農学研究科 岐阜大学応用生物科学部

書誌事項

タイトル別名
  • Differences of Hormone Concentrations and Dynamics between Rectal and Cecal Feces of Captive Svalbard Rock Ptarmigan (<i>Lagopus</i> <i>muta hyperboreus</i>)

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抄録

飼育下スバールバルライチョウの腸糞中と盲腸糞中のエストラジオール -17β,プロジェステロンおよびテストステロン値と動態を調べた。両糞中の各ホルモン動態は類似し,それぞれ r= 0.63, 0.24, 0.61で表される正の相関がみられたが,盲腸糞中では腸糞中に比べそれぞれ平均 5.36, 4.54, 10.80倍有意に高い値を示した。糞を用いた本種の内分泌調査を行う場合は,糞種を統一して行うことに留意する必要がある。

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被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (7)*注記

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