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- Mujtahidah Anggriani Ummul Muzayyanah
- IDEC, Hiroshima University
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- Keshav Lall MAHARJAN
- IDEC, Hiroshima University
書誌事項
- タイトル別名
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- Projection of Livestock Products Consumption in Indonesia
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抄録
インドネシアでは国の経済成長と世帯の平均収入の増加に伴い動物性タンパク源である畜産物―肉,卵,乳製品の消費量は著しく増加した.このことを念頭に本稿では食品消費の動向を需要モデル(LA/AIDS)を利用し,ジャワ島内の都市部および農村部の家計レベルと地域レベルにおける畜産物消費の分析を行った.その際,インドネシア家計調査による2005年の畜産物消費のデータを用いた.その結果,畜産物は価格弾力的であることが示され,各食品の支出弾力性より,肉および乳は贅沢材,卵は正常材であることが判明した.また,予測モデルを用いて同島の世帯・地域における今後の各畜産物に対する家計支出割合より各食品支出額および消費量を推定した結果,対象年より15年間における畜産物消費量の年間成長率は4–5%と高くなることが分かった.したがって同食品の安定的供給のため国内供給率の上昇が求められ,このことは今後のインドネシア畜産業の発展にも影響を及ぼすと言える.
収録刊行物
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- 農林業問題研究
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農林業問題研究 47 (2), 302-307, 2011
地域農林経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204488335104
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- NII論文ID
- 10029661312
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- NII書誌ID
- AN00202829
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- ISSN
- 21859973
- 03888525
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- NDL書誌ID
- 023228636
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可