ヘレンズバラにおける建築科W.Lieperの活動とケアンドゥの保存・活用事例 : 英国における歴史・伝統的建造物の保存・活用に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • William Leiper's Works in Helensburgh : Preservation and Reuse of Cairndhu : Research on the preservation and reuse of historical buildings in Britain
  • ヘレンズバラにおける建築家W.Leiperの活動とケアンドゥの保存・活用事例--英国における歴史・伝統的建造物の保存・活用に関する研究
  • ヘレンズバラ ニ オケル ケンチクカ W Leiper ノ カツドウ ト ケアンドゥ ノ ホゾン カツヨウ ジレイ エイコク ニ オケル レキシ デントウテキ ケンゾウブツ ノ ホゾン カツヨウ ニ カンスル ケンキュウ

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説明

本研究は,歴史・伝統的建造物の保存・活用手法について明らかにするために,先駆的に取り組まれている英国の事例として,建築家・ウイリアム・リーパーのへレンズバラでの活動と生涯,および彼の代表作の一つであるケアンドゥの保存・活用手法について考察したものである。へレンズバラの都市形成の歴史的変遷から,質の高し歴史・伝統的建造物が数多く存在することを明らかにするとともに,その中で未だ研究が希少なウィリアム・リーパーの生涯と作品について論じた。さらに,具体的な建造物の保存・活用事例として,リーパーの作品であるケアンドゥを取り上げ,ナーシング・ホームとしての利用に到るまでの過程をオリジナルの増改築のプランにより明らかした。ケアンドゥでは,歴史・伝統的な価値の高い南側のファサードを保存しながら,増改築はホテル時の客室やサービス空間を活かしナーシング・ホームとしての施設運営に対応させた計画が行われている。

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参考文献 (12)*注記

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