アンケート調査に基づく炬燵の使用実態と使用終了時期の特定

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  • Survey of the use of Kotatsu
  • アンケート チョウサ ニ モトズク コタツ ノ シヨウ ジッタイ ト シヨウ シュウリョウ ジキ ノ トクテイ

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抄録

本研究は、アンケート調査に基づいて炬燵の使用実態を把握すると共に炬燵の使用終了日を特定することを目的とする。アンケート調査は2008年4月下旬から7月に実施した。回収したアンケート総数は1488件である。調査の結果、以下の知見を得た。炬燵の使用率は全体の53.0%であった。また、炬燵の所有率は全体の69.9%であった。住居形式別にみると、戸建て住宅の使用率は56.8%であり、集合住宅では47.6%であった。また、戸建て住宅の所有率は76.8%であり、集合住宅では60.3%であった。地域によって炬燵使用を終了する時期に差があることが示された。炬燵使用割合が20%となる日は、三重県が5月3日、愛知県が5月6日、島根県が5月10日、埼玉県が5月15日、岐阜県が5月15日、鳥取県が5月23日、長野県が6月15日であった。三重・愛知・島根・埼玉・岐阜・鳥取の6県において、炬燵使用割合が20%となる日の最低気温は11.8〜13.7℃(平均12.8℃)であった。長野県において、炬燵使用割合が20%となる日の最低気温は15.6℃であった。

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