ぶどう膜炎に対するドラッグデリバリーシステムの開発
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- 大黒 伸行
- 大阪厚生年金病院眼科
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抄録
虹彩・毛様体・脈絡膜を炎症の主座とするぶどう膜炎は,全身の免疫異常や眼局所免疫の異常により生じる疾患である.これまでの研究で,複数のサイトカインやケモカインといった炎症関連遺伝子の発現変化やTh1細胞やTh2細胞と呼ばれるヘルパーT細胞,最近ではTh17細胞と呼ばれる細胞群の病態への関与が明らかにされてきている.<br>ぶどう膜炎の治療として,眼局所(点眼や眼球周囲注射),あるいはステロイド剤や免疫抑制剤(シクロスポリン・メトトレキサート)の全身投与が行われてきた.また近年では,生物学的製剤の有効性が報告されている.一方で,これらの薬物の大量投与や長期投与に伴う様々な副作用の出現が問題となっており,炎症部位特異的に薬物を集積させ,低容量で効果があり,かつ副作用の少ない薬物の開発が望まれていた.
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 50 (3), 227-230, 2014
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204499144576
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- NII論文ID
- 130005147095
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可