先発医薬品と外観が異なる後発医薬品への変更により服薬遵守率は下がるか
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- 村田 実希郎
- 横浜薬科大学薬学部
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抄録
後発医薬品は,先発医薬品と比較して生物学的に同等であるが,色や形状が一致しているとは限らない.従来服用していた薬剤と同一成分で,色や形状などの外見が異なる薬剤へ切り替えることにより,その後の服薬不遵守の増加につながることがデータベースを用いた抗てんかん薬に関する処方内容の解析で明らかとなったので紹介する.<br>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.<br>1) Cutler C. et al., Biol. Blood Marrow Transplant., 17 (3), 285-290 (2011).<br>2) Kesselheim A. S. et al., JAMA Intern. Med., 173, 202-208 (2013).
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 50 (2), 169-169, 2014
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204499375616
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- NII論文ID
- 130005143958
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可