書誌事項
- タイトル別名
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- The Effective Factor Choice and Allocating Method for Orthogonal Array in Software Testing
- 直行表を用いたソフトウェアテストにおける効果的な因子選択・割り付け手法
- チョッコウヒョウ オ モチイタ ソフトウェア テスト ニ オケル コウカテキ ナ インシ センタク ・ ワリツケ シュホウ
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説明
直交表を用いたHAYST法という組合せテスト技法は,組込み系ソフトウェアに対する品質向上とテストの効率化を目的として開発された.一方で,受注ソフトウェアの開発において,納品後の不具合に対して,対症療法的な対応がされているケースがあり,HAYST法を適用すべきであると考えた.しかし,HAYST法は,因子数に対してテストケース数が一次関数的に増加する傾向にあり,そのまま適用することはできなかった.そこで,HAYST法に拡張を行い,受注ソフトウェアに対してもHAYST法を適用することができることを確認した.受注ソフトウェアにおいては,顧客データのエラーの組合せパターンが多く,その作成が鍵であった.また,状態遷移図からテスト設計するのではなく状態変数の組合せを状態としてテストしたことで欠陥が検出できた.そして,グループ別に小さな直交表に割り付けて,それらを組み合わせることでテストケース数を削減した.納品後1年間,欠陥が検出されなかったことから,HAYST法が受注ソフトウェアのテストにおいても有効であることが確認できた.
収録刊行物
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- 品質
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品質 42 (4), 567-576, 2012
一般社団法人 日本品質管理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204499920384
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- NII論文ID
- 110009544484
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- NII書誌ID
- AN00354769
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- ISSN
- 24321044
- 03868230
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- NDL書誌ID
- 024050907
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可