ウプトラビ錠<sup>®</sup>0.2mg, 0.4mg

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抄録

本剤は,非プロスタノイド構造の選択的プロスタサイクリン受容体(IP受容体)作動薬である.国内ではすでにプロスタサイクリン(PGI2)およびその誘導体が,肺動脈性肺高血圧症(PAH)の治療に臨床応用されている.しかし,これらの多くは半減期が短く,血中濃度の維持が課題であった.そこで,長時間持続型のIP受容体作動薬を探索し,経口投与後に活性代謝物(MRE-269)の有効血中濃度が長時間維持できるセレキシパグを創製した.主にMRE-269がIP受容体に作用し, 血管拡張作用および細胞増殖抑制作用を示す.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 53 (4), 348-349, 2017

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204500352384
  • NII論文ID
    130005530020
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.53.4_348
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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