誤差要因を共変量として観測する場合のロバストパラメータ設計

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タイトル別名
  • Robust Parameter Design with Covariate of Noise Factor
  • ゴサ ヨウイン オ キョウヘンリョウ ト シテ カンソクスル バアイ ノ ロバスト パラメータ セッケイ

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抄録

静特性に対するロバストパラメータ設計は,誤差要因の影響を受けにくい設計あるいは製造条件を複数の制御因子の水準組合せによって見いだす実験研究である.このロバストネスは制御因子と誤差因子との間の有用な交互作用を検出することで達成される.しかし,誤差要因の中には実験において水準設定しにくいものがある.本論文では,水準設定されない誤差要因が共変量として観測される場合に,制御因子の組合せ配置あるいは一部実施配置において,制御因子と誤差要因との交互作用を線形回帰モデルにより解析する方法を提示する.これらはダミー変数を用いた線形回帰モデルにおける変数減少法あるいは変数増加法によって実現される.

収録刊行物

  • 品質

    品質 37 (4), 385-391, 2007

    一般社団法人 日本品質管理学会

参考文献 (5)*注記

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