書誌事項
- タイトル別名
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- Aesthetic Shape-Controlling Mascara Contributes to Enhanced Social Impressions
- タイジン インショウ コウジョウ ニ キヨ スル ウツクシイショウケイジョウ オ ジツゲン スル マスカラ ノ カイハツ
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説明
仕事や家庭生活において多様なコミュニティとの接点が増加している現代女性にとって,マスカラによるアイメイクは目元を美しく際立たせ,役割や状況に応じた対人印象を高める有効な手段である。しかし,対人印象において重要視される性格や人柄に関する印象向上に寄与する睫形状について,これまで詳細な検討はなされていなかった。また,睫形状の制御に大きく関与するマスカラの従来樹脂は,形状を固定するための硬さを追求すると塗膜強度が損なわれ,睫形状を精密に制御することが困難であった。そこで本研究では,自然界の美曲線を模倣した睫形状モデルを設定し,睫形状と対人印象の関係性を明らかにした。次に,硬さに優れるアクリル樹脂と強度に優れるポリウレタン樹脂を複合化したコアシェル型粒子を用いて塗膜の微細構造を制御し,睫の形状を精密に固定および保持できる新規皮膜形成剤を開発した。われわれが開発したマスカラは美しい睫形状を実現し,対人印象向上に大きく寄与するものであった。
収録刊行物
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- 日本化粧品技術者会誌
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日本化粧品技術者会誌 50 (4), 294-305, 2017
日本化粧品技術者会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204501482112
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- NII論文ID
- 130005464792
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- NII書誌ID
- AN00101606
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- ISSN
- 18844146
- 03875253
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- NDL書誌ID
- 027821909
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可