-
- 青木 義男
- 日本大学理工学部
書誌事項
- タイトル別名
-
- Study on a Climber of Space Elevator and Prototype Design of the Autonomous Probe Climber
- 特集 宇宙エレベータの実現を目指して(第3回)宇宙エレベータクライマの基礎研究と自立型プローブクライマのプロトタイプ設計
- トクシュウ ウチュウ エレベータ ノ ジツゲン オ メザシテ(ダイ3カイ)ウチュウ エレベータクライマ ノ キソ ケンキュウ ト ジリツガタ プローブクライマ ノ プロトタイプ セッケイ
この論文をさがす
説明
従来から提案されてきた宇宙エレベータは,静止軌道に質量中心をもつ上下に長い衛星として,質量中心や端部を構成するステーションと間をつなぐケーブル(テザー)によって概念図が描かれている.ただし宇宙往還システムとしての宇宙エレベータには,ケーブルを昇降する機構が必要となることはいうまでもない.この昇降機構はケーブルを支索(軌道)として自立昇降するもの(ロープモノレール型),ケーブルを支曳索とするもの(ロープウェイ型)に大別され,様々な駆動制動方式や制御方式が検討され始めている.本稿では宇宙エレベータクライマが基本的に有すべき機能・性能について解説し,内外のクライマ開発事例について紹介する.また,現状での課題と共に今後検討が必要な要素技術について述べる.最後に宇宙エレベータクライマの開発モデルの宇宙往還機以外への応用事例として,ケーブル支持構造の自動点検用移動機構として検討されているプローブクライマについて言及する.
収録刊行物
-
- 日本航空宇宙学会誌
-
日本航空宇宙学会誌 62 (10), 325-330, 2014
一般社団法人 日本航空宇宙学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204506053120
-
- NII論文ID
- 110009863269
-
- NII書誌ID
- AN00189072
-
- ISSN
- 24241369
- 00214663
-
- NDL書誌ID
- 025846928
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可