書誌事項
- タイトル別名
-
- Gamma-Ray Burst Polarimeter(GAP)
- 特集 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」(第10回)IKAROSの科学観測機器 : ガンマ線バースト偏光検出器(GAP)
- トクシュウ コガタ ソーラー デンリョク セイル ジッショウキ 「 IKAROS(イカロス)」(ダイ10カイ)IKAROS ノ カガク カンソク キキ : ガンマセン バースト ヘンコウ ケンシュツキ(GAP)
この論文をさがす
説明
研究者が手作りに近い状態で作り上げたガンマ線バースト偏光検出器(GAP:GAmma-ray burst Polarimeter)は,惑星間空間で正常に働き,謎の天体「ガンマ線バースト」からガンマ線偏光を検出することに成功した.ガンマ線偏光検出に特化した検出器としては世界初の成果である.本稿では,GAP装置のハードウエアを中心に解説し,我々が低予算でいかに宇宙動作機器を作り上げたか,その方法,工夫した点,苦労した点を述べる,まずガンマ線偏光の検出原理から始め,GAP検出器の仕組み,回路の動作,機上ソフトウエアの動作,地上でのデータ解析結果,1年強の観測で得られた科学的成果についてまとめる.装置の設計における振動・衝撃試験対策,電子部品の耐放射線対策の考え方は,今後,小型衛星を製作される方々にも参考になるであろう.
収録刊行物
-
- 日本航空宇宙学会誌
-
日本航空宇宙学会誌 61 (9), 301-308, 2013
一般社団法人 日本航空宇宙学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204506065024
-
- NII論文ID
- 110009636156
-
- NII書誌ID
- AN00189072
-
- ISSN
- 24241369
- 00214663
-
- NDL書誌ID
- 024866125
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可